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妊娠36週、いよいよ臨月に入り、「お腹が重い…」「張りが増えてきた」「出産はいつ始まるんだろう」と不安と期待が交ざる時期ですよね。赤ちゃんに会える嬉しさがある一方で、体の変化に驚いたり、毎日ソワソワしてしまったりする方も多いものです。でもご安心ください。
この記事では、妊婦36週ごろに起こりやすい体の変化や日常生活での工夫、心が少しラクになる過ごし方を、妊娠後期の視点でていねいにまとめました。
この記事を読むと…
- 妊娠36週の体の変化とよくある症状がわかる
- 出産前の不安が少し軽くなる
- 日常生活で無理なくできる工夫が見つかる
- 臨月を支えてくれるアイテムも知れる
それではゆっくりとご覧ください。
妊娠36週に起きやすい体の変化と不安
妊娠36週は出産が「いつ始まってもおかしくない」とされる時期に入り、体が大きく変化するタイミングでもあります。
お腹は最大に近い大きさになり、赤ちゃんの位置が徐々に下に下がる方も多いため、以下のような症状が出やすい傾向があります。
- お腹の張りが増える
- 息苦しさが少し軽くなることもある（赤ちゃんが下がるため）
- 足のつりやむくみ
- 尿もれ・頻尿
- 恥骨や足の付け根が痛む
- 胎動が「痛い」と感じることがある
また、出産が現実に近づくことで、次のような心の不安も自然と増えてきます。
- 「前駆陣痛なのか、本陣痛なのかわからない」
- 「陣痛がいつ来るのか怖い」
- 「入院準備は足りているかな？」
これらは多くの妊婦さんが通る道であり、特別なことではありません。
ただし、強い痛み・出血・破水の疑いがある場合は、すぐに産婦人科へ連絡すると安心です。
妊娠36週を少しでもラクに過ごすコツ
お腹の張りと上手につきあうための工夫
36週になると、お腹が張りやすくなる方が多いもの。
そんなときは日常の動作を少し変えるだけで体がラクになることがあります。
● 歩くスピードをゆっくりにする
速歩きは張りの原因になりやすいため、普段よりゆっくり歩くことを意識してみてください。
● 買い物はまとめずこまめに
重い荷物は腰や骨盤に負担がかかりやすく、張りにつながる場合があります。
ネットスーパーを利用するのも便利です。
● お腹が張ったら深呼吸＋少し休む
椅子に座るだけで張りが落ち着くこともあるため、無理は禁物です。
気になる張りが続くときは医師に相談すると安心です。
夜の寝苦しさをやわらげる方法
臨月にかけて寝返りがますます難しくなり、眠れないと悩む方が増えます。
● 抱き枕で体の重みを分散
お腹や腰を支えやすく、横向き寝が楽になります。
圧迫されていた胃が軽くなり、呼吸も楽になることがあります。
● 寝る前にぬるいお風呂
体がほぐれて眠りにつきやすくなることも。
● 短時間の昼寝で調整
夜に眠れない日があっても、昼に20〜30分の休憩で体力を回復できます。
臨月特有の「下がってくる感じ」への対策
赤ちゃんが骨盤の方に下がることで、恥骨・足の付け根に痛みが出ることがあります。
● ゆっくり立ち上がる
急な動作は痛みを感じやすくなるため、ひじ掛けや机を使いながらゆっくり動くのがポイント。
● 骨盤サポートベルト
多くの妊婦さんが、恥骨痛や歩行時のぐらつきが軽くなったと感じるアイテムです。
● 足を開きすぎない姿勢を意識
ベッドに座るとき・立ち上がるときは、足を大きく開かない方が楽になる場合があります。
出産に向けて整えておきたいこと
入院バッグと陣痛バッグの最終チェック
36週は入院準備を整えるラストチャンスと言われることもあります。
- 母子手帳
- 保険証
- 生理用ナプキン（産褥用）
- 産院で指定された書類
- 充電器・モバイルバッテリー
- 飲み物やストロー付きキャップ
陣痛が急に始まることもあるため、玄関など取り出しやすい場所に置いておくと安心です。
出産の流れをふんわり確認しておく
医療機関によって少し流れは異なりますが、
「前駆陣痛 → 本陣痛 → 破水 → 分娩室へ」
という大まかな流れを知っておくだけでも気持ちが落ち着きます。
わからないことは健診で質問すると、より安心して臨月を過ごせます。
妊娠36週にあると助かるおすすめアイテム
● 骨盤サポートベルト（臨月対応）
特徴
- 歩きづらさを軽減
- 恥骨・腰の負担をやわらげる
- 痛みが出やすい臨月のサポートに最適
こんな妊婦さんにおすすめ
- 立ち上がる時に痛みが走る
- 歩くと股関節まわりがつらい
- お腹の重さで姿勢が崩れやすい
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● マタニティ抱き枕
メリット
- 夜の寝苦しさを軽減
- 腰痛・肩こりのサポート
- 産後も授乳クッションとして活用可能
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● 妊婦向け着圧ソックス
特徴
- むくみ対策に役立つ
- 夜用・昼用で選べる
- 臨月の足の重だるさをサポート
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まとめ
- 妊娠36週はお腹が最大級に大きくなる時期
- 張りやすさ・恥骨痛・むくみなどの変化が起こりやすい
- 日常動作や睡眠の工夫で体がぐっと楽になる
- 出産準備を整えると安心して臨月が過ごせる
臨月は不安と期待が交ざりやすい時期ですが、無理をしなくても大丈夫。
体調の個人差も大きいため、気になることは医師に相談するとさらに安心です。
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