「毎日イライラしてしまう」「子どもに優しくできない」「私は母親失格かもしれない」――
そんなふうに感じていませんか?
私も、3人の子どもを育てる中で、何度も泣きました。
思い通りにいかない日々に、「なんでこんなに大変なの?」と自分を責めたこともあります。
でも今、子育てがほぼ終わりかけた48歳の私が、はっきりと言えることがあります。
「子育てが大変なのは、あなたのせいじゃありません。」
この記事では、私自身の経験をもとに、子育てがつらいと感じる本当の理由と、心を軽くする考え方をお伝えします。
子育てが大変だと感じるのは、ママが真剣だから
子育てが大変だと感じるのは、あなたが手を抜けないほど、子どもを大切に思っている証拠です。
私も長男が赤ちゃんの頃、泣き止まない夜にイライラして、「なんで私ばっかり」と思ったことが何度もありました。
でも今振り返ると、必死に頑張っていたあの頃の自分に、ただ「よくやってるよ」と言ってあげたい。
子育てがつらいと感じるのは、決して“向いていないから”でも“愛情が足りないから”でもありません。
真剣だからこそ、うまくいかない現実が苦しく感じるのです。
完璧なママになろうとしなくていい
「ちゃんとやらなきゃ」「理想の母親でいなきゃ」と思うほど、心は疲れてしまいます。
SNSには笑顔のママや整った部屋の写真が並びますが、あれはほんの一瞬の切り取り。
現実のママたちは、泣きたい日も、部屋がぐちゃぐちゃな日もあります。
私もかつては、“完璧な母親”を目指していました。
でも、3人目を育てている途中で気づいたんです。
「完璧じゃなくていい。『笑ってるママ』でいられるほうがずっと大事」だと。
家が散らかっても、離乳食がレトルトでも、あなたが笑顔ならそれでOK。
子どもにとって、安心の源は「ママの笑顔」なんです。
私が心を軽くできた“3つの習慣”
子育てのつらさを乗り越えたきっかけは、ちょっとした「習慣の変化」でした。
どれも簡単だけど、心がスッと軽くなります。
①「できたこと」に目を向ける
できなかったことばかり見ていた頃は、いつも自己嫌悪。
「今日は笑えた」「ごはん作れた」――それだけでも立派です。
②「ひとり時間を“罪悪感なし”で取る」
コーヒーを飲む5分でもいい。
自分の時間を持つことは、“怠け”ではなく“充電”です。
③「人に頼ることを自分に許す」
夫、親、友達、行政サービス。
頼ることは“弱さ”ではなく“上手に生きる力”です。
子育てがしんどい日こそ、自分を責めないで
「今日は怒ってばかりだった」「子どもに冷たくしてしまった」
そんな日があっても、大丈夫です。
私も何度もありました。
でも不思議と、あとから子どもたちは笑って「そんな日もあったね」と言ってくれました。
大切なのは、“完璧な日を過ごすこと”ではなく、“立ち直る力を持つこと”。
ママが少しずつ笑顔を取り戻していけば、それで十分なんです。
自分を責めるたびに、心の中でそっと言ってください。
「子育てが大変なのは、私のせいじゃない。」
あなたが笑うことが、子どもの幸せにつながる
子育ては、想像以上に大変です。
でも、あなたが泣いたり笑ったりしながら頑張っている姿こそが、子どもにとっての「最高の愛情」なんです。
子どもは、完璧な母親を求めていません。
そばにいてくれて、笑ってくれるだけでいい。
だからどうか、今日くらいは自分を責めずに「よく頑張ってるね」と自分に言ってあげてください。
子育てが大変なのは、あなたのせいじゃない。
それは、あなたが本気で子どもを愛している証です。

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